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アルファー家賃保証の審査は甘い?厳しい?
株式会社アルファーの家賃保証審査について、徹底的に解説します。
審査基準や必要書類、審査の流れ、よくある質問など、アルファーの家賃保証を利用する際に知っておくべき情報を網羅的にまとめています。
この記事を読めば、アルファーの家賃保証審査の概要を理解し、スムーズな賃貸契約を実現するための準備を整えることができます。具体的には、収入基準、信用情報、連帯保証人の有無など、審査の可否を左右する重要なポイントを詳しく解説。さらに、本人確認書類や収入証明書といった必要書類、審査にかかる期間、審査状況の確認方法なども明確に示します。審査に不安を抱えている方、アルファーの家賃保証の利用を検討している方は、ぜひこの記事をご一読ください。事前にしっかりと準備することで、審査通過の可能性を高め、安心して賃貸物件を契約することができるでしょう。
1、株式会社アルファーとは?
株式会社アルファーは鹿児島県に本社があり、九州地方ではかなり利用率の高い家賃保証会社になります。
2024年9月のデータによると、利用業者数は5000社を超えており九州地方のみならず
全国的に利用が広まってきている家賃保証会社です。
具体的には下記のようなサービス内容を行っている会社になります。
サービス内容 | 詳細 |
---|---|
家賃滞納保証 | 入居者が家賃を滞納した場合、アルファーが大家さんに代わって家賃を立て替えます。 |
督促業務代行 | 家賃滞納が発生した場合、アルファーが入居者への督促業務を行います。 |
明渡し訴訟支援 | 督促に応じない場合、明渡し訴訟のサポートを行います。 |
24時間365日対応 | 緊急時のトラブルにも迅速に対応します。 |
2、アルファーの審査難易度
株式会社アルファーは、LICC加盟保証会社になります。
LICCとは、全国賃貸保証業協会のことで以下13社が加盟している家賃保証会社からなる組織になります。
・アーク株式会社 |
・株式外社アルファ |
・エルズサポート株式会社 |
・k-net株式会社 |
・興和アシスト株式会社 |
・ジェイリース株式会社 |
・全保連株式会社 |
・大成保障株式会社 |
・株式会社宅建ブレインズ |
・賃住保証株サービス式会社 |
・ナップ賃貸保証株式会社 |
・ニッポンインシュア株式会社 |
・ホームネット株式会社 |
・株式会社ランドインシュア |
・株式会社ルームバンクインシュア |
LICC加盟保証会社の中で言えば、アルファーは優しめの家賃保証会社にあたります。
3、アルファーの審査内容
株式会社アルファーはLICC加盟の保証会社になるので、上記13社のいずれかで過去に家賃の支払い遅れや滞納が
あると、審査が厳しくなってきます。
しかし、株式会社アルファーは会社独自の審査基準を設けているようで過去にLICC加盟保証会社にて家賃の支払い遅れがあったお客様でも現在、定職に就かれていて収入基準や家賃額の基準がアルファーの設けている審査基準に合致すれば、審査承認の場合もあります。
通常、審査にかかる期間は1営業日から3営業日程度です。ただし、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの時期は、審査に時間がかかる場合があります。また、提出書類に不備があった場合や、追加情報の提出が必要な場合も、審査期間が延びる可能性があります。余裕を持って申し込みを行いましょう。
・LICC加盟保証会社のデータによる審査
➡上記にてお伝えした通りになります。
・収入に応じた家賃額
➡家賃保証会社毎に家賃額の基準値は設けられていると思われますが、一般的に賃貸住宅業界では
月収の30%程度の家賃額の物件であれば可能とみられています。
・過去にアルファーを利用した際に家賃滞納があったか
➡どちらの保証会社にも言えることとなりますが
以前同じ家賃保証会社を利用した際に家賃の支払い遅れや滞納があるとその時点で審査は落ちてしまいます。
過去に借りたことがある物件の家賃保証会社は事前に確認しておくとスムーズです。
・犯罪歴や逮捕歴・エゴサーチ
➡現在の賃貸住宅における家賃保証会社審査は
基本的に犯罪歴や逮捕歴があるとほぼ100%通ることは難しくなります。
また、ネット検索(エゴサーチ)をした際にネガティブな内容の記載があると
厳しく判断されることがあります。
ネットの記載などで、申込内容と相違があり虚偽の可能性で審査が否決となってしまった方もいる為
現代のネット社会において難しい事にはなりますが実名を公に出しすぎる事は控えておいて
損は無いと思われます。
・反社会的勢力に関係する
➡反社会的勢力の排除条例に基づき、賃貸住宅においても反社会的勢力に関係があったり
反社会的勢力の恐れがある場合にはその時点で審査が難しくなります。
審査の際に追加で提出を求められる事がある書類がある為
下記に該当する場合には万が一に備え事前にすぐ提出出来るよう用意しておきましょう。
・自営業・個人事業主
➡納税証明書・確定申告書
・年金受給者
➡年金受給証明書
・生活保護
➡生活保護受給証明・受給決定通知書
・内定者・転職者
➡内定通知書・採用通知書等の写し
・学生
➡合格通知書・学生証
・未成年者
➡親権者同意書(未成年者の申込の場合不動産屋さんで用意してもらえます。)
4、審査に落ちてしまった場合の対処
家賃保証会社の審査に一度落ちてしまうと、お客様の情報が家賃保証会社の方に残ってしまっている為、再度審査をすることが難しくなります。
職業や収入の面で審査が難しくなると、一度家賃保証会社から連帯保証人を求められたり、事前の対応策が提案されます。
・連帯保証人を立てて再度審査が可能か
➡一度落ちてしまうと、基本的にはなかなか難しくなりますが、連帯保証人を立てて再度審査が可能か不動産屋さ んに問い合わせをしてみるのも方法になります。
例えば、お客様が非正規雇用の方で収入が原因となると、連帯保証人の方の収入や職業内容によっては再度審査をして頂ける事もあります。
・他家賃保証会社を利用した物件に振り替える
➡家賃保証会社は物件や管理会社によって異なります。
多くの場合、一度落ちてしまった管理会社の物件となると、家賃保証会社は別でも管理会社側が以前に審査落ちした事がある方という認識で見られる事から同じ管理会社の管理物件は厳しくなります。
不動産屋さん等に相談し、アルファー・申込をした管理会社以外の物件を紹介してもらう方法もあります。
・代理での契約
➡地域によっては、物件数自体少なく同じ物件が良い場合や、内装や立地などの面でどうしても他の物件に振替が出来ない場合があります。
そのような場合には、代理契約が可能か確認してみましょう。
代理契約とは、契約者と入居者が違う事を指し、親御さんや身内の方に契約者となってもらい、入居者として住む事を言います。
しかし、デメリットもあり契約者は代理人になりますので、家賃の振り替え口座は契約者である代理人名の物を用意しなくてはならなかったり
トラブルや退去などの際には、契約者から問合せをしないと行けなかったりと手間が増えてしまうので気を付けましょう。
5、本人確認書類
本人確認書類は、身元を証明するための書類です。有効期限内のものをご用意ください。
種類 | 詳細 |
---|---|
運転免許証 | 表面と裏面の両方をコピーまたは画像データで提出してください。 |
パスポート | 顔写真のあるページ、有効期限が確認できるページをコピーまたは画像データで提出してください。 |
マイナンバーカード(個人番号カード) | 表面のみ(氏名・住所・生年月日・性別が記載されている面)をコピーまたは画像データで提出してください。裏面(個人番号が記載されている面)は提出しないでください。 |
住民基本台帳カード(住基カード) | 顔写真のある面をコピーまたは画像データで提出してください。現在、新規発行は停止されています。 |
在留カードまたは特別永住者証明書 | 外国籍の方は、在留カードまたは特別永住者証明書をご用意ください。表面と裏面の両方をコピーまたは画像データで提出してください。 |
健康保険証 | 被保険者記号・番号、氏名、生年月日、住所が確認できる部分をコピーまたは画像データで提出ください。単体では本人確認書類として認められない場合があり、他の書類との併用が必要となることがあります。 |
6、収入証明書
収入証明書は、安定した収入があることを証明するための書類です。直近の収入がわかるものをご用意ください。
種類 | 詳細 |
---|---|
源泉徴収票 | 前年度の収入がわかるもの |
給与明細書 | 直近2~3ヶ月分の給与明細書 |
確定申告書 | 自営業者の方は、直近の確定申告書 |
所得証明書 | 市町村役場で発行される所得証明書 |
7、まとめ
株式会社アルファーは、LICCに加盟している保証会社になります。
LICC加盟保証会社の中では比較的審査は優しめですが、LICC加盟保証会社にて過去家賃の遅れや滞納があると審査は難しくなってしまう可能性があります。
また、アルファーにて過去に家賃の支払い遅れや滞納があると過去の履歴から審査承認はほぼ100%難しくなりますので、過去に借りていた物件で利用した家賃保証会社は事前に確認しておく必要があります。
株式会社アルファーは鹿児島県に本社を置き、九州地方で主に多く利用されています。熊本県などでは、ほぼアルファーの利用が目立ちますので、地域によっては、アルファーにて過去家賃の支払い遅れや滞納があると、お引越し自体難しくなってしまうケースや物件を選ぶ事が出来なくなってしまう事があるので
土地柄利用の多い家賃保証会社の物件の家賃支払いは十分に注意しておく必要があると思います。
また、アルファーを利用している物件管理会社に多いのが、家賃保証会社とは別に連帯保証人も必要なケースです。家賃保証会社は、連帯保証人の代わりともいえる存在になりますが、
こちらも地域がら連帯保証人は必須の場所もあるので、連帯保証人が難しいお客様に関しては不動産屋さんへ事前に相談をし、連帯保証人不要の物件であったり、相談が可能な物件を
紹介してもらうとスムーズかと思われます。
近年、アルファーを利用した物件は増加傾向にありますので、九州地方のみならず全国的にこれから利用されていく事が考えられます。
審査において不安があるお客様に関しては、一度審査落ちになってしまいますと再度の審査が難しくなることから、申込前に審査に特化した不動産屋さんへご相談頂くのが
一番良い方法になります。
一般的な駅前にあるような一般的な不動産屋さんでも申込は可能ですが、申込書類の記載のコツなどでも審査が変わってくることがあります。
審査を熟知した不動産屋さんでは、不安材料があるお客様を多く対応している為それだけの実績があります。もちろん弊社は審査に特化した物件のご紹介をさせて頂いておりますので
ご連絡頂ければ、お客様のご状況のもとご入居までのサポートをさせていただきます。
弊社は審査に特化した物件のご紹介からご入居までのサポートを行っております。
既に、家賃保証会社の審査が落ちてしまった方・他の不動産屋さんで断られてしまった方・お客様の様々なご状況を過去のお客様データから最善の方法でご入居までのサポートを
させていただきますので、一度ご連絡頂ければと思います。
全国対応可能になりますのでご連絡お待ちしております。